田中醤油店とは About Us

大分中津から、4代続く伝統の醤油店

田中醤油店は、福沢諭吉先生をはじめ、文化人を輩出する文化のまちでもある、大分県中津市に明治38年創業しました。大分県にはたくさんの隠れた名水があり、良質な水とその水からできた良質の米・麦・大豆それらを原料に作った醤油・味噌といった発酵食品の生産を100年以上創り続けています。

地元に根付いた味、顔が見えるお店

私たちは小さいお店で、美味しい醤油・味噌を丁寧に製造・販売しています。元々は、実際にお客様のところへ出向いて置き周りのような形式で、お客様との交流をしながら販売重ね、地元のお客様から長く愛されてきました。今でも古くからのお客様が足を運んでくださいます。

現在は4代目になり、伝統を守りながらも、新しい食の先駆者として新しい試みにたくさん挑戦していますが、そのお客様は地元から全国に広がりつつあります。ですが、顔が見えるお店であることは変わりありません。大分・中津の店舗では、醤油のテイスティングなどお楽しみいただきながら、ゆっくり醤油・味噌の世界をご堪能していただけるよう、丁寧にご案内をしています。

醤油・味噌の垣根を超えたモダンな調味料

大分、ここ中津は周りを海と山に囲まれていることにより、新鮮な海産物と農産物が豊富に手に入ります。地域特産のかぼす・ゆず・大葉・ねぎ、それらを素材にドレッシングやソース、しいたけ、煮干し・鰹節などで出汁をとり、だし醤油など、ここ大分の素材をふんだんに使用し、多様化する客さまのニーズに応え、醤油・味噌の垣根を超えた新しい調味料を開発し、皆さまの食卓にお届けしています。
中津はまさに海と山、両方の自然の恵を受けた地、「新しい」を発信する上で、必要不可欠な発信地ともいえます。

代々受け継がれたこだわりの古式製法

時代の流れとともに、醤油・味噌づくりも進化を遂げているなか、田中醤油店では、100年以上続く昔ながらの製法で醤油・味噌を変わらず作っています。100年以上同じ製法にするワケは、先祖代々伝わる蔵付きの麹菌がここに宿っているから。これこそが、田中醤油店の個性へと繋がっています。私たちの100年もの麹菌は、独特の深みのある味わい、これからも歴史を紡いで行きます。

私たちの大切にしていること。100年の伝統と、革新それから

皆様に伝統の味をお届けするのと同時に、私たちは、日本の食卓に新しいイノベーションを起こしたいと考えています。伝統から革新へ挑戦するにはワケがあります。

代々受け継がれた伝統の味と、こだわりの原料、豊富な経験。
変わらないものを守り続けるのは大切な一方で、変わり続ける気候、風土、そして時代。
新しい挑戦があるから豊富な経験になり、変わらない味をお届けできると思っています。

そしてこの豊かな食の時代、伝統にイノベーションを掛け合わせることで、日々の食卓で私たちに何ができるかを模索し続けています。